日本語教育能力の検定試験

私たちが普段何気なく使用している日本語ですが、皆さんはそれを正確に人に教えられるほど自覚して用いているでしょうか。

例えば、ら抜き言葉や敬語力の不足、一風変わった省略語などが近年話題に上がりますが、時々刻々と変化していく日本語を100%間違いなく教えるということは不可能に近いのかもしれません。

しかし、言葉とは人と人とを繋ぐ重要なスキルであり、互いに互いの言葉の意味を理解していなければ社会は成立しません。

そして、意思疎通を過不足なく図るために、日本語を後世に伝えていく力、すなわち日本語教育能力を備えた教育者が重要となってきます。

目的に応じて日本語教育能力の検定サイトを見つけることができました。

日本語教育能力検定とは、その言葉の示す通り、日本語教員や日本語を教える立場にいるものがその専門的な水準を満たしているか否か判別するための検定です。



国家資格や公的な資格ではないですが、有資格者は日本語を教育するに足る基礎能力を保持するものとして認定されるものとなります。

その内容は多岐にわたり、普段使用している日本語の説明ができれば良いということはなく、日本語教育そのものの歴史であったり、日本や諸国の文化を通じた日本語の在り方を問われたり、社会的や心理的など多角的な言語のとらえ方を求められたりと非常に難易度の高いものとなっています。

現に、合格率も20%前後とそう高くはありません。ユーザーとして検定が行われる英語能力や漢字能力とは異なった日本語教育能力の検定試験。必要とされる立場の人はそう多くないかもしれませんが、今一度自身の日本語能力を見直す機会として考えてみるのも面白いかもしれません。